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仮面ライダーゼロワン ヘルライジングホッパー リリリミックス4弾 ガンバライジングデータ リリリミックス4弾 [部分編集] カードナンバー RM4-021 レアリティ LR ライダータイプ アタッカー ステータス コウゲキ 1400 ボウギョ 400 タイリョク 4900 必殺技 ヘルヒートバーン コスト4 ひっさつ 1900 スロット G 90 拳 80 蹴 70 蹴 60 蹴 60 拳 60 アビリティ ①1R毎、スロットアイコンのAPを全て+20 テクニカルゲージが超アップ ただし、体力-600②APバトル終了後、体力が最大でないと、AP+10 テクニカルゲージがアップ ただし、体力-400 ライドバースト 仮面ライダーゼロワン ヘルライジングホッパー ステータス コウゲキ 1900 ボウギョ 400 タイリョク 4900 必殺技 ヘルライジングインパクト コスト9 ひっさつ 4100 スロット G 100 拳 80 蹴 70 蹴 70 蹴 70 拳 60 バーストアビリティ ①バーストしたとき、必殺+2500 スロットアイコンのAPを全て+40 相手のガッツ率を超ダウン②1R毎、バーストゲージが0のとき、バーストゲージが超アップ RP+2 ただし、ミガワリ効果がダウン 解説 ゼロワンの危険形態が、RM4弾の「メモリアルフィニッシュ」枠で君臨。アビリティは毎ラウンド始めにスロットアイコンのAPを全部+20とテクニカルゲージが2メモリ分+されるが、体力が-600にも減り、APバトルが終わると、体力が最大ではないと、AP+10とテクニカルゲージが1メモリ分+となるが、これも体力が-400へと削られてしまう。バーストアビリティは、必殺威力の超絶強化とスロットアイコンのAPを全部+40に上げて、相手のライダーガッツ率も超落とせる一方、バーストした次のラウンドから毎ラウンド始めに、バーストゲージが0であれば、バーストゲージが超上がり、RPも+2の補充が付くけど、ミガワリ効果が落ちてしまう。 ガンバライジングデータ [部分編集] 登場作品:「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」 飛電或人が飛電ゼロワンドライバーとヘルライジングホッパープログライズキーを使用して変身した仮面ライダーゼロワンの新たなる姿。外見その物がほとんど仮面ライダーゼロワン シャイニングアサルトホッパーほぼ同一(違うのだったら、セットされているプログライズキーと、全身のカラーリング)。
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関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
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【検索用 はろのゆうわく 登録タグ VOCALOID shino v flower は 曲 曲は ハルムラ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:shino 作曲:shino 編曲:shino 絵:ハルムラ(Twitter) 唄:flower 曲紹介 「死ねば骨だけ。」 曲名:『ハロの誘惑』(はろのゆうわく) 歌詞 (piaproより転載) オレンジ色の仲間たち 命をくり抜かれ ぼんやりと光って 招き入れる 世紀の勘違い様 それは街灯に集まる 羽虫のようだった 「我こそ時代の先駆者だ」 と言わんばかりの気 死ねば骨だけ Sha le ko be 幻想を纏った愚者に救いはない 腐ったように踊れ踊れ 命知らずの馬鹿者よ そして愛に狂え 甘味に酔え 今が明ければ元通りヘブン 一夜限りのSick Sick お味はさぁ如何? 幼子差し置いて何に縋っている 現実に打ちひしがれてるその反動かい 「ここだけで終わる話さ」 本当にそう言える? ジャックオーランタンは全て知ってる 呼吸に気をつけろ 闇に隠れて何を見た? 夜を恐れては 闇に抱かれ愛を知る僕ら 此処へ来てはいけないと 無機質な君は呟いた 惨劇に浸った愚者に救いはない 行き着く先は地獄地獄 子供騙しの生き方さ そして愛に狂え 甘味に酔え コメント 名前 コメント
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ディズニー・ハロウィーン・グリーティング2023とは、東京ディズニーシーで公演されたエンターテイメントである。 概要 公演期間:2023年9月15日〜10月31日 公演時間:約15分 公演回数:1日2回 船の数:1隻 内容 ハロウィーンならではのコスチュームに身を包んだディズニーの仲間たちとパンプキンが、ゲストを巻き込んで楽しくダンス! 出演キャラクター ※()内は衣装が使われてたショー・グリーティング ミッキーマウス(ディズニー・ハロウィーン・パレード2004) ミニーマウス(ディズニー・ハロウィーン・パレード2004) ドナルドダック(ハッピーハロウィーンハーベスト) デイジーダック(ディズニー・ハロウィーン・パレード2005) グーフィー(ディズニー・ハロウィーンストリート“ウェルカム・トゥ・スプーキーヴィル2010,2011) プルート(ハッピーハロウィーンハーベスト2015) ダッフィー(ハロウィーン2009,2010のグリーティング) シェリーメイ(ハロウィーン2014のグリーティング) 使用楽曲 Happy Halloween to All! Halloween Peppy Pumpkin Party
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「次世代ワールドホビーフェア ’12 Winter」会場限定販売 HP 1730 得意距離 3 装甲 1500 アタック 3300 ドッズライフル カウンター 3360 ビームサーベル スペシャルアタック 6700 ハイパードッズライフルEX オーダー 3 遠距離補正+0.8
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ハロウィーンイベント 開催期間:2010年9月18日~10月31日
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●ハロウィーンムード(希望リストに追加できない) アイテム 入手場所 組み合わせるためのアイテム コレクション/報酬 怖がっているカボチャ - ドラゴンの爪×2人魚の鱗×2バジリスクの牙×2サラマンダーの尻尾×2 笑顔のカボチャてんとう虫×103000コイン 怒っているカボチャ - 考えているカボチャ - 眠いカボチャ - 泣いているカボチャ -
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前々から、口にはしなかったものの ハロを所持している兄達を羨ましがっていたアル。 ウッソが園芸部の皆とキャンプに出て外泊中の夜、 ガンダム家の末っ子は3歳年長の兄に切り出してみた。 「ねぇ、ハロのデータ入れ替えとかって簡単?」 「それくらいこのジュドー様にかかれば簡単だけど、それがどうかした?」 「んっとね、ウッソ兄ちゃんがいない今日と明日だけでも、 ウッソ兄ちゃんのハロをぼくのハロに出来ない?」 「アル、ハロが欲しいなら僕のハロを貸すよ?」 リビングで弟達の会話を耳にしたカミーユが口を挟んできた。 「うん…でも、ぼくが欲しいのはウッソ兄ちゃんのハロなんだ!」 「あー、成程。確かにウッソのハロが一番高スペックだもんな。 わかった、じゃあちょろっとデータのバックアップ取って初期化して… いいかアル、絶対にこの事はウッソには内緒だぞ。 カミーユ兄ちゃんも、ここにいるみんなもだ。いいな?」 「わーい、ジュドー兄ちゃん大好き!」 ジュドーの強気とはしゃぐアルの姿に、兄弟達は呆れながらも反対はしなかった。 「ちゃんとウッソが戻る前にデータを戻すんですよ?」 「分かってるって、ロラン兄ちゃん!よし、こっちに来いハロ!」 『ハロ!』 109 名前:ウッソとアルとハロ(2/7)投稿日:2005/10/16(日) 18 07 45 ID ???ウッソは何ともいえない不安を感じつつ、自宅への帰路を急いでいた。 深夜の町を照らす月明かりは重くどんよりとした雲に遮られていく。 (急に“帰る”なんて言っちゃって、シャクティ達に迷惑かけちゃったな。 でも、急いで家に帰らないといけない気がするんだ!) ぽつり、と雨が降り出したが、ウッソは本降りになる前に帰宅する事が出来た。 「ただいま!」 「ウ…ウッソ?!どどどどうしたんです、今晩はキャンプじゃなかったんですか!?」 予想もしない弟の帰宅に、出迎えたロランの声が上擦る。 「ちょっと気になる事があって、途中で切り上げてきたんです。…あれ、ハロは?」 いつもならすぐ自分の側へやってくる球体のロボットの姿が見えない。 「さ、さあ…(ああもう、どうするんですかジュドー!!)」 * ジュドーとガロードの部屋で、部屋の主はハロから抜き出したデータをPCで再生していた。 最初は、見るつもりはなかった。 ただ、手違いで再生されたヴィジョンに興味をそそられたのだった。 コンコンというノックの後、部屋の扉が開かれた。 「ねえ兄さん、ぼくのハロ知らない?」 「「げっ、ウッソ!?ななな何でここに?」」 兄2人は挙動不審にモニターを体で隠す。 「キャンプの途中で帰って来たんです。ところで、何観てるんですか?」 「気にすんな、つまんないDVDだよ!」 慌ててPCの電源を切ろうとするガロード。 だが、ついうっかりヘッドフォンのプラグを抜いてしまう。 『いいかハロ、絶対にバレないように撮影するんだぞ!』 「!?」 部屋に響く自分の声に、ウッソは兄達を押しのける。 『聞いてよハロ、コウ兄さんもアルも、いつも人参を残すんだ。子供みたいだと思わない?』 『いい子にしていても結局はお説教ばっかり、もううんざりだよ!』 『キラ兄さんも皆も、どうしてフレイさんの事をあんなに悪く言うんだろう?分からないや』 『家の財政状況を考えると、飛び級のある学校に行ってさっさと大学卒業資格取得した方がいいのかな?』 『ハロ…ぼくって可愛くないのかなぁ』 次々に流れる映像は、どれもこれもウッソが普段誰にも見せない、ハロにだけ見せるプライベートだった。 110 名前:ウッソとアルとハロ(3/7)投稿日:2005/10/16(日) 18 08 16 ID ???「兄さん…これって…」 信じられない、という目で兄達を見つめる弟。 「……………」 ジュドーとガロードはバツが悪そうに何とか誤魔化す言葉を模索している。 張り詰めた空気を破るような明るい口調で、末っ子がハロを連れて割り込んできた。 「ジュドー兄ちゃん、ハロの調子が良くないんだ。ちょっと見てよ」 「アル、ハロ!これはどういう事なの?」 「うわ、ウッソ兄ちゃん!や、やば~…」 『ヤバイ、ヤバイ、何ガヤバイ?』 ウッソは自分の弟とハロの姿を認めたが、その様子がおかしいことに気付く。 改めて部屋を見ると、見覚えのある機材が転がっている。 それは、自らの手でハロに取り付けたパーツだった。 「……ハロを弄ったんですか?」 「悪いかよ、お前が帰ってくる筈の明日の晩には元に戻すつもりだったんだよ!」 イラついたように反論するジュドー。 「……ハロの内臓データも覗き見したんですか?」 「悪かったな。でも別に見ようと思って見たわけじゃなくて偶然にだな…」 ガロードも弁解する。 「人のプライベートを何だと思ってるんですか、兄さん達は!!」 珍しく感情的に兄達に詰め寄るウッソ。 「うるさいな、だから悪かったって言ってるだろ?」 「早くハロを元に戻して下さいよ!」 「戻せばいいんだろ、戻せば…おいジュドー、ハロのデータディスクどこやったっけ?」 「このPCの中に…」 PCからディスクを抜き取り、ガロードに投げるジュドー。 その様子を不機嫌に見つめるウッソの視線が、ガロードには少々煩わしく感じられた。 「……自分で直しますから、ハロのパーツとデータを全部下さい」 「何だよ、オレ達は信用出来ないってのか?」 「別にそんな…」 「いいから、さっさと持ってけば?優等生のウッソくん」 部屋に散乱したハロのパーツを乱暴にかき集め、ウッソに押し付けるジュドー。 ウッソは無言でそれを受け取り、ガロードから受け取ったディスクに目をやる。 「!!」 それはハロのデータなどではなく、どう好意的に見ても兄秘蔵の裏AVだった。 111 名前:ウッソとアルとハロ(4/7)投稿日:2005/10/16(日) 18 08 48 ID ???修行の旅から戻ったドモンを待っていたのは、ガロード・ジュドーvsウッソの乱闘だった。 「うわあぁぁん!もう止めてよ兄ちゃん達!」 「大丈夫、アルのせいじゃありませんよ。ほら、泣かないで」 泣いているアルを優しくなだめるロランにドモンは問う。 「ロラン、何なんだこれは!」 「あ、ドモン兄さん。それが…」 「ぼくが悪いんだ…ひっく…ぼくがウッソ兄ちゃんのハロを欲しがったから…うえぇ…」 「あんなものを渡すなんて、冗談にも程がある!」 「間違えただけだろ!何でわざとお気に入りを渡さなきゃいけないんだ」 「大体、本物のディスクが割れたのは突っかかってきたお前が踏みつけたからじゃないか!」 なかなかの戦いっぷりを見せた弟だったが相手は兄二人、ウッソは床に押し付けられる。 「ガロード、ジュドー、ウッソ!お前ら、いい加減にしろッ!!」 ドモンは一喝しつつ、ウッソの襟首を掴み上げて立たせる。 「騒ぎの発端はお前らしいな」 「うぐっ…離してよドモン兄さん!」 「さっさとアルに謝れ!責任を感じて泣き止まないんだ!」 「!ぼくの所為なの?ぼくはハロを壊されたんだよ!それなのに……」 「言い訳するなぁっ!」 ドモンの拳がウッソにヒットすると、あたり一面にしん…とした空気が広がった。 殴ったドモン本人もさすがにまずかったと感じたのか、動きが止まる。 「…いつだってそうだ。兄さん達は、アルや兄さん達にばかり甘くて、ぼくには厳しいんだ」 「ウッソ、それは違います!ドモン兄さんはあなたの為を思って…」 「違うもんか!ぼくの事はどうでもいいんでしょ!?だったらはっきりそう言えばいいじゃないですか!」 「ウッソォォォォッ!! 」 二発目の拳は、無遠慮にウッソを吹き飛ばした。 「アムロ兄さんやシロー兄さん、ロラン達がどれだけ苦労してお前を育ててきたのかも分からないのか! そんな恩知らずなどこのに家いる資格は無い!出て行け!!」 「ドモン兄ちゃん、それは言いすぎじゃないか?」 さすがに険悪な空気をなだめようとジュドーがドモンを制する。 そんな事には目もくれず、ウッソはのろのろと立ち上がり無言で重い身体を玄関に向かう。 少し遅れて、ハロが転がってくる。 「お前なんてぼくのハロじゃない!付いて来るなよ!」 『ハロッ?!』 「酷いよウッソ兄ちゃん!ハロは…」 「うるさいよ!そのハロはもうアルのものなんだから、アルが面倒見ればいいじゃないか!」 拒絶するようにそう叫ぶのが精一杯だった。 ウッソは帽子のつばを後ろ向きに被って、どしゃ降りの夜の町へ駆け出した。 112 名前:ウッソとアルとハロ(5/7)投稿日:2005/10/16(日) 18 09 18 ID ???「…言いたい事はあるか?」 リビングで、長男アムロが弟達を問い詰める。 「正直、やりすぎたと反省してる。だが、後悔はしていない」 言い切るドモンに、やれやれとため息をつく。 「…ウッソも悪かったけど、元々はおれ達が勝手にハロを弄くったのが原因だよな」 「…だよな。」 ジュドーの言葉にガロードも追従する。 「それが分かってて、何故喧嘩などした?」 「………」 「………」 「答えろ」 二人を睨むアムロの瞳が静かに怒りの色を孕む。 「……何かムカついてさ、あいつ。いつも優等生で、だからって贔屓されてるとは思わないけど」 「そんな事で喧嘩したのか?ジュドー。ガロードはどうなんだ?」 「それだけじゃないよ、何て言うか…悔しかったんだ。 ハロにはなんでも喋っちゃうのに、何で兄貴であるオレ達には遠慮するんだ? オレ達はハロ以下なのかって…」 「ガロード、ジュドー…」 バツが悪そうに視線を交わす弟二人の肩をそっと抱くロラン。 「またそうやって甘やかすんだもんな、ロランは。どうりでみんな甘ちゃんに育つわけだ」 人の事を言えないシローが、落ち込む弟達を茶化す。 納得したようにその様子を見守っていたアムロが切り出す。 「よし、ハロのパーツは預かっておくぞ。もしかしたらデータの復旧が出来るかもしれない。キラ、ヒイロ、手伝ってくれ」 「うん、分かった」 「了解した」 「シロー、コウ、カミーユ、シーブックはウッソを探しに行ってくれ。ドモン、ガロード、ジュドー、お前達もだ!」 「アムロ兄ちゃん、ぼくも探しに行く!」 「駄目だ。アルは、ロランと一緒に家で待っててくれ。 もしかしたらウッソが帰ってくるかもしれないから、その時は“おかえり”と言ってあげるんだ。…出来るな?」 「うん!」 113 名前:ウッソとアルとハロ(6/7)投稿日:2005/10/16(日) 18 09 53 ID ???末っ子であるが故に無条件に可愛がられる弟のアル。一方、悪ガキコンビで仲のいい兄のガロードとジュドー。 喧嘩騒ぎを起こすのは大体この面々だ。 だから、この三人に手がかかって他が疎かになっていると言われれば否定は出来ない。 ウッソはその事を感じ取っていたのだろう。きっと寂しかったのだ。 別にウッソだけではない。キラ、カミーユも言うなれば同じタイプだ。 「…俺は贔屓無しに育てたつもりだが、偏りがあったのかも知れないな」 自嘲気味に呟くアムロ。 「でも、精一杯やってくれてる事はみんな分かってくれていますよ。勿論、ぼくも兄さんには感謝しています」 「ロラン…」 「データ復旧の方、頑張って下さいね」 「ああ。ありがとう、ロラン」 * 激しい雨が降り付ける中、ウッソは行く当てもなく彷徨っていた。 本当は、今すぐにでもシャクティやオデロ達の所に行きたかった。 でも、仲間の下ではあっという間に足が付く可能性が高いので諦めた。 同じ理由で、近所のマーベット宅にも行けなかった。 「ハロ…何処に行けばいいと思う?」 いつものように話しかけるが、そこには球体の友達はいない。 (……ひとりは嫌だよ、ハロ…) 114 名前:ウッソとアルとハロ(7/7)投稿日:2005/10/16(日) 18 10 24 ID ???クラブ『酒楽』奥の部屋。 冷え切った体を毛布で温める少年を女達が囲んでいる。 「落ち着いたようだね。さ、これでも飲みな」 ジュンコからグラスを受け取るウッソ。 「…ぷはっ!何これ、お酒じゃないですか!」 「でも、暖まるよ」 「…そうですね。いただきます」 「それにしても驚いたよ。いつもこの店を避けてるウッソがずぶ濡れでやって来るなんてね」 「…別に避けてる訳じゃ…」 「他に行くあてが無かったのかい?」 「………」 図星である。ウッソは言葉に詰まった。 「今晩くらいはゆっくりしていきなよ。何があったかは聞かないであげる」 「…ありがとうございます」 「いいんだよウッソ、遠慮せずに甘えて」 マヘリアはウッソを抱き寄せ、その顔を自分の胸に押し付ける。 「あーーっ!ずるいよマヘリア!あたしだって!」 負けじと取り合う女達にもみくちゃにされるウッソ。 「むぐ、んんーーーーーっ!!!(くっ、苦しいーーーーっ!)」 * その後の事はよく覚えていない。 お酒のせいもあっていつも以上に酒楽のお姉さんに悪戯された事だけは確かだ。 眠っているお姉さん達を起こさないようにそっと起き上がり、服を着るウッソ。 気だるいし、身体のあちこちが痛い。 だけど、昨日は彼女達のおかげで余分な事を考えずにすんだのだ。 ふと、昨日のマヘリアの言葉が頭に蘇る。 『どんなに喧嘩したって、兄弟ってのはいいもんだよ。ウッソは大事にされてるね』 そうだろうか?とウッソは思う。 カーテンの隙間から差し込む明かりが、もう朝なんだと告げていた。 それは、目の下にくまをつくった兄達がウッソを迎えにくる数時間前の事だった。 終 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ アルフレッド・イズルハ ウッソ・エヴィン ガロード・ラン ガンダム一家 ジュドー・アーシタ ハロ 中編